巨大な組織

ひとつの方法論として、巨大な組織が大きく道を誤らないためには、監査役が必要とされています。実際、巨大組織を監査、審査している機関は日本にも数多く存在しますが、それは一種の抑制、管理という目的があるからです。様々な機関が国を監査していますが、最も身近なのは裁判所、すなわち司法でしょう。そしてそれは、誰かの明確な意思によるものではないので、責任を取る人間も存在せず、悪意だけが暴走している状態となります。 組織というものは難しいもので、例え絶対的な悪人が音頭を取らなくても、いつの間にか邪悪な方向へ向かい、軌道修正不可能な状態になるということはままあります。主に人権擁護を盾に、その活動が大きくなっているという傾向が見られます。また、国という絶対的な権力を有した存在にも、当然それは存在します。すなわち、ウィキリークスが生まれた背景には、暴走する巨大権力の存在があるということになります。 実際、ウィキリークスが前面に押し出しているのは、企業、団体、あるいは宗教や政府といった組織の非人道的、非論理的な行動、行為、発言といったものの暴露です。それを未然に指摘する第三者の目があるからこそ、暴走せずに節度を守れるということです。このような状態になると、もう手の施しようがありません。三権分立は、特定の権力を暴走させない為の方法論なのです。 最も具体的且つ代表的な例は、警察ですね。そしてその警察自体、監査されているのです。ウィキリークスのような巨大且つ広範囲のリークサイトが誕生した背景には、社会通念上の「正義」が挙げられるようです。